滋賀県医師連盟委員長就任にあたっての挨拶
滋賀県医師連盟委員長 髙橋健太郎
滋賀県医師連盟は「滋賀県医師会会員相互の連絡協調のもと、滋賀県医師会の目的を達成するために必要な政治活動を行うことを目的とする」政治団体です。
滋賀県医師会は学術団体であり滋賀県医師連盟は政治団体であります。この2つの団体は車の両輪で、医師会活動を円滑にまた、遅延なく行うためには、財源の確保や交付金の援助等が必要で、そのための政治家への働きかけが重要不可欠となってきます。その政治家の意見が意味を持ち有効となるのはその政治家の国の政権与党内の地位であり、その地位の順列は獲得投票数で決まるという、実に簡単明瞭な数字の法則です。
今日の医療界を取り巻く厳しい環境を乗り越え、国民皆保険を堅持するためには、強い意見を言える政治家を支えることが重要となります。
前述したように、医師会活動の運営には政治活動が大変重要です。日本医師連盟では自見はなこ参議院議員と羽生田たかし参議院議員のお二人が日本医師連盟推薦の議員として、現在ご活躍されています。令和7年夏の第27回参議院通常選挙の比例代表選挙では、羽生田たかし参議院議員のご勇退に伴い、日本医師連盟の組織内候補に副会長の「かまやちさとし」先生が決定され、今後、支援活動を活発化致したいと考えております。
医療の仕組みや医療費等の大部分は政治の場で決められています。本連盟では今後積極的に、滋賀県選出の国会議員や厚生労働関係の有力な国会議員を招き、医療政策勉強会を開催し、意見交換をいたしたいと思います。また、これらの国会議員への頻回の陳情も不可欠と思われます。
滋賀県医師連盟では、今後、組織強化を図り、滋賀県医師連盟の目的を達成するために、医政活動を積極的に行います。そして、滋賀県民の医療・福祉を守るために尽力してまいります。
会員の皆様、ホームページをご覧の滋賀県民の皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。