滋賀県医師会定例総会「前参議院議員梅村聡氏講演」
（公開: 2014年07月18日）
去る６月１９日滋賀県医師会定例総会に、講師として前参議院議員梅村聡氏をお招きし、「医療をめぐる国政での話題～在宅看取りと終末期医療～」と題する講演をお願いしました。
はじめに、医療を取り巻く最近の国政での話題として、控除対象外消費税解消問題に触れられ、従来のように診療報酬で手当てする方法では、次回以降の診療報酬改定で手当された部分が消えて行く可能性があることや、ゼロ課税と非課税の違いについて考えれば、医療も課税対象とすることが、一番美しい解決方法である旨の説明がありました。
また、これからの高齢化社会を迎え、在宅看取りや終末期医療を充実するには、医師法２０条に定める二十四時間規程の誤解の解消や、尊厳を持った死を望む人の権利が尊重される法整備を進めなければ、医療者が安心して取り組むことができないこと等貴重な話しをされました。
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